卒業生のお店vol.4は、三陽ドライを経営されている5回生の石田勝啓さんです。
名前からもお分かりのようにクリーニング店で、ご両親が舞子で開業されていましたが、今は魚住小学校の北西300mのところで営業されています。
石田さんは20歳の時からこの道に進まれ、この道一筋32年の匠です。
お店に伺うと、今も現役のお母様が出迎えてくださいます。以前は重い業務用アイロンを使って仕上げをされていたようですが、現在はお客様の応対や
仕上げの袋詰めなどを担当されています。ご高齢でいらっしゃいますが、おつりの計算が速く、「まだまだ若者にはまけないぞ!」と、いう感じです。
お店の奥が作業場となっており、石田さんは普段こちらで作業をされています。家庭のアイロンと違い、業務用はボイラーから蒸気がアイロンに直接 送られるので、ワイシャツなどがパリッと仕上がるそうです。その分作業場は暑く、夏はサウナのようになるそうです。取引先には、ホテルや会社の寮など もあり、週に数回は配達も担当。大量の注文時には、納期に合わすため、深夜まで作業が及ぶこともあるそうです。みなさんもクリーニングを利用する機会 は多くても、作業の様子をご存知の方は少ないと思いますが、意外と体力仕事です。
ところで、石田さんの高校時代の思い出は、「身長が伸びたこと」だそうです。入学当時は158cmだったのが、3年後の卒業時には、174cm。なんと3年間で
16cm UP。中学時代の石田さんを知っていた方でも(取材記者も!?)同一人物って気づいてもらえないそうです。
夏休みには、大学受験のために明石公園内の県立図書館に毎日通って勉強されていたとか。・・・さすがは北高生!
そして、「男子だけで淡路にキャンプに行った」という、 ちょっと寂しく懐かしい思い出もあると話していただきました。
後輩へのメッセージを伺ったところ、「現在の北高の、後輩たちのがんばりには、本当に感謝の一言で、今後もさらなる活躍に期待します。」
とおっしゃっていました。
お近くにお住まいの方は是非ご利用ください。
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